戸籍取り寄せが困難な事例@転居と共に転籍を繰り返ししている事例

@Aさんが、平成18年大阪市に転居と共に転籍

AAさんが、平成20年に鹿児島市に転居したため、本籍も

 鹿児島市に転籍

BAさんが、平成22年に札幌市に転居したため、本籍も

 札幌市に転籍

CAさんが、平成24年に高知市に転居したため、本籍も

 高知市に転籍

DAさんが、平成26年に天理市に転居したため、本籍も

 天理市に転籍した後、死亡

 

上記は被相続人Aさんが転居とともに転籍を何度も繰り返し

しているケース(以下「本事例」とします。また実際には出生

から平成18年までの戸籍が必要ですが、本記事では省略

しています)です。このような場合、被相続人の戸籍を出生

まで取り寄せするにはかなりの労力と時間がかかります。上

記の事例ですと、出生から平成18年までの戸籍に加えて

 

@平成18年から鹿児島市に転籍する間の大阪市にある戸籍

A鹿児島市から札幌市に転籍する間の鹿児島市にある戸籍

B札幌市から高知市に転籍する間の札幌市にある戸籍

C高知市から天理市に転籍する間の高知市にある戸籍

D天理市に転籍してから死亡までの間の天理市にある戸籍

 

を取得しなければなりません。@〜Dまでの戸籍を同時に(た

とえ郵送であっても)請求するのは事実上不可能です。それは

戸籍を請求するためには、本籍地の所在地を正確に番地まで

把握していなければならないからです。従って、@〜Dまでの

戸籍を同時に取得するためには、Aさんの相続人が、大阪市、 

鹿児島市、札幌市、高知市、天理市にAさんがおいていた本籍

地の所在地を正確に把握していないとできません。 稀に、親の

本籍地の変遷を把握している方も、おられるかもしれませんが、

ほとんどの方は把握されていないでしょう。

本事例の場合、@〜Dの戸籍を取得する場合、次のような手順

で取得していくことになります。

 

〇天理市でDの戸籍を取得、高知市の本籍地が判明

〇高知市に郵送請求し、Cの戸籍を取得、札幌市の本籍地が判明

〇札幌市に郵送請求し、Bの戸籍を取得、鹿児島市の本籍地が判明

〇鹿児島市に郵送請求し、Aの戸籍を取得、大阪市の本籍が判明

〇大阪市に郵送請求、@の戸籍を取得

 

このように本事例のようなケースで、相続人自身が単独で戸籍を

取り寄せするには、多大な手間と時間がかかりますので、専門家に

戸籍取り寄せの依頼を検討されてもいいでしょう。当事務所でも

本事例のようなケースでは、速達による郵送請求を行い、なるべく

迅速に収集して依頼者の方に、お届けさせていただいております。

もちろん、速達による収集をしたことによって追加報酬がかかること

はありませんので、ご依頼をご希望の方は、お気軽にお問い合わせ

下さい。